家具のトレーサビリティ

今月初めの木材市で、ようやく直径が40センチを超える木材を入手できました(高山市丹生川町のナラ)。これで厚板も挽けるので、今年もそろそろ原木購入は終わり。今シーズンもなんとか希望の量は確保できました。月に二回ある木材市で…

Report of Gibier trial 01

飛騨ジビエ革プロジェクトの第一弾で鞣しをお願いしていた、鹿革2枚ができてきました。今回は素地を確認する意味でも着色なしのナチュラルなヌメ革仕上げ。どちらもタンニン鞣しですが、一枚は柔らかく仕上げてもらっています。タンニン…

木材は今のペースで使い続けていいのか

木材は今のペースで使い続けていいのか

木材の成長は遅い。誰もが知っている事実だが、だから木材を大事にしようという人はあまりいない。自分で原木を買うようになって気づいたのは、山々に囲まれたこの地域でもなかなかいい材料は出てこないこと。だから最近、製作する家具は…

New trial ! HIDA Gibier

昨年からジビエについて調べている。農作物や人への被害もあることから、国は害獣駆除に力を入れており、ここ高山市内にもジビエ食肉処理施設が知っているだけで6箇所存在している。有効に活用するためにはとても素晴らしいことである。…

飛騨の家具は、飛騨の木ではない

昔、展示会をしていたころ、飛騨の家具は飛騨の木だと誤解している人が結構いた。家具の産地で山に囲まれた地域なので、当然のイメージかもしれない。実際、戦前は地元のブナやナラを使って加工し、輸出までしていた時期があったのだが、…

数学で捉えきれない世界

日常に溢れている数学。あの微分積分でさえ、普段の生活に存在している。でも、数学では捉えきれない世界が確かに存在する。

都合と手間

週末は横浜にて、家をリノベーションしたり新築されたりする方々にお会いしてきた。