じっとしていると肌寒さを感じたので、今シーズン最初の火入れ。
工房があるのは標高717メートル地点。工房の前の道路をそのまま登っていけば、モンデウススキー場がある。今シーズンはまだ掃除もしていないが、ちょっと試しに火を入れてみた。しばらくすると、薪ストーブ特有の暖かさを体に感じることができる。外は台風の影響で土砂降りの雨。数分後にはお湯が沸き、久しぶりに豆を挽いてコーヒーを淹れることに。時折外の様子を伺うが一向に治まる気配なし。今日は早めに切り上げた方がいいかなと思いながら、ストーブから離れられない自分に気づく。コーヒーを飲みながら、読みかけの文庫を取り出す。好きな季節がやってきた。