改修工事をしてくれる人が「いいなあ、このバラック感」と微妙な発言。
最初聞いたとき、少し憮然としたのを憶えている。プレハブにコンテナハウス。ここ数年、不都合を感じるたびに少しずつ建物を増やしてきた。お金はかけられないので(山林購入からだったので建物まで予算回らず・・)、どれも中古の格安で手に入れたもの。そこをつなぐ通路も自作。手に入れられるもので少しずつ工夫しながら作ってきた空間。「バラック」とはひどいと思ったが、やはりその表現が合っていると思い始めている。プロには作れない「愛すべきバラック(lovable barracks)」。夏は開放的なオープンデッキに、冬はしっかり囲んでトンネルようになる空間(ブルーシートで囲っていたことも)。なんだかんだで苦労して作った部分なので、せめて記録として残しておこうと思う。モノクロ写真にすると、バラックぶりは一層際立つ。ここ数日、少しずつ解体を始めている。もちろんバラした材料は再利用するつもり。