立春、雨水、啓蟄、そして春分。そこかしこにフキノトウが顔をだし、今朝は今年初めてオオイヌノフグリの花を見つけました。暦とともに、自然が春の到来を告げている。

 

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(小さなキャベツみたい)

この地にもようやく春がやってきました。こんな雪いつになったらなくなるんだろうと、半ば諦めに近いような思いで見ていた雪の山が気づけば小さな山に。春は皆に平等にやってくる。でも、優しいだけじゃない。少し暖かい日が続いた時にひょっこり顔を出してしまったフキノトウは、今は跡形もない。そんな姿を見ていると、自然の厳しさ・偉大さを改めて思い知る。何でもできると思っているのは人間の傲慢で、結局はお釈迦様の掌にいる孫悟空と一緒。僕らは自然に身を任せるしかないんだといつも感じる。飛騨の春は始まったばかり。雪の降る地域の春はベリースロー。大いに春を楽しみたいのだが、僕の敏感なセンサーがそろそろ反応を始めました。ちょっと複雑な春の到来です。

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