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どちらも同じ読み方だが

自然はときに人知を超える。備えていても被害を受けることがある。だから私たちは恐れ、遠ざける。ゆえにますます観察する機会を失い、想像するチカラを失ってゆく。想像できなければ、備えもできない。言わば、悪循環。昔の人は同じ「おそれ」でも、「畏れ」だった。恐れながらも敬い、離れることなく自然に寄り添って生きていたのだと思う。それしか方法がなかったのだ。しかし、今や技術の進歩はご覧のとおり。コンクリートの塊の中だけでも生きてゆける時代。だからこそ余計に、恐れ遠ざけるのではなく、畏れ寄り添う意識が必要なのかもしれない。

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