誘引剤登場のおかげで僕の中では重要度が下がってしまったが、本家本元の花が開花した。

 

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見よ、この地味な花。これが鑑賞には向かず、もっぱらニホンミツバチ愛好家にのみ愛される「キンリョウヘン」。無事に咲かせることができた。今日(5/15)は雨なので、ミツバチは飛んでいないのが幸いした。急いで屋内に取り込み、明日以降ネットをかぶせて空き巣箱の傍に置くつもり。ネットをかぶせるのは、受粉を遅らせ花を長持ちさせるのと、集まったニホンミツバチの発する熱から守るため(団子状に集まると外敵のスズメバチも熱で殺せるほど)。いいタイミングで咲かせることができた。準備は万端だ。

それにしてもこの植物、ニホンミツバチの好む匂いという特化したものを獲得したために、このように大事にされ子孫を繁栄することに成功している。言わばニッチの手本のようなものか。

 

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