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これが蜜蝋(みつろう)です  60Φ×h50

ハチミツを漉しとったあとの巣から作ることができます。バラバラになった巣と少量の水を鍋に入れ、ぐつぐつと煮込みます。まだ残ったハチミツの香りが漂いますが、死んだミツバチも混ざっていたりしてかなりグロテスクな光景です。しばらくすると、巣は溶けてなくなります(融点は65℃)ので、これを網で漉して冷やすと出来上がりです。最後にコップに入れて固めたためこんなカタチになっています(下が黒っぽいのは、ハチミツが混ざっているためかな)。純度を上げてゆきオイルと混ぜると、家具にも塗ることができる蜜蝋ワックスになります。調べるとハンドクリームや口紅の作り方も紹介されていて興味がわきましたが、今年は量が少ないこともあり我慢することに。来年新たに巣箱を増やしたいので、とっておきます。というのも、新しい巣箱内部に蜜蝋を塗っておくと、入る確率が格段に向上します。現に蜜蝋を冷やし固めるために外に放置しておいたら、いつの間にかミツバチ達がやってきて大騒ぎ。匂いを嗅ぎ付けるのだと思いますが、かなりの効果があることが実証されました。さて、これでようやくシーズン終了。初めてのニホンミツバチの養蜂でしたが、なかなかの成果。来年の春夏の分蜂(新しい女王蜂が誕生し巣分かれすること)に備え、新しい巣箱でもゆっくり準備しようと思います。

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