知り合いからスイカの苗をいただいた。しかし、予定してなかったので畝が足りない。急遽、畝から作ることに。
自分次第でどんどん増やすことができるが、工房のある山はもともと採石場。そのため開墾は常に、石と地面を覆う笹との格闘である。笹の根は地中でつながり、すごい勢いで伸び続けている。石は一抱えできないようなものまで現れる。最初は苦痛でしょうがなかった。
ところが、石を段々畑の段差部分に石積みするようにしたら、石が出てくるのが楽しみになってきた。できれば、きれいな石積みにしたい。出てくる石を眺め、少しずつ交換しながら美しい石積みを目指す。笹の根も、いかに切らずに長いものを掘り出すことができるか楽しむようにした。2メートル近くのものを引っ張り出したときは爽快だ。何事も考え方しだい。