普段はスタッフに任せていたけれど、僕の椅子制作が遅れてしまったので久しぶりの座編み。手が痛い・・。
いつからか裏もきちんと編むようにしたら、出来上がりの美しさが違うのでやめられなくなってしまった。家具なんて小さなものなので、どこから見ても綺麗に仕上げたい。キャビネットの見えなくなるようなところもきちんと仕上げるので、造作家具(合板メイン)の仕事をしている人がびっくりしていた。見えないところは材料を変えたり手を抜くのが一般的なんだけど、そんなことは僕の思いとは違う。何が良いか悪いかはわからない。ただ、自分の思いを信じて妥協せず、家具をつくる日々。多くの家具を依頼してくれたクライアントに感謝しながら、座編みを丁寧に仕上げている。