奥行きを意識的に変えることで、陰影をつけ立体感を際立たせる。これも光のコントロールの一つ。光をどう取り込み表現しようか、昨年の展示会以来ずっと考えている。

建築の世界では光を巧みに利用した美しい建築が多く生み出されている。一方、家具においてはどうか。機能的に照明を仕込んだりしたものは見かけるが、美しさの要素として光を利用したものはほとんど見たことがない。室内に置かれるゆえに自然光の利用が制限されたり、壁面に沿って設置されるものが多いためだろうか。光をうまくコントロールし、美しさの表現の幅を広げる試行錯誤を繰り返している。自分なりに納得できたとき、次の展示会を考えようかと(今秋の出展は見送りました)。じっくり取り組みたいと思います。

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