大学生の息子が成人したのは昨年のこと。成人の祝いにプレゼントするつもりでいたのはリーガルの01DRCD、黒のストレートチップです。
写真は私の01DRCD
靴は履いてみないとわからないので、どこかで試してサイズを知らせるように言っておいたところ、昨年末の帰省時にようやくサイズが判明。そのため1年遅れのプレゼントとなりました。上質な革を使ったグッドイヤーウェルト製法で作られた革靴で、国産とはいえ非常にクオリティーが高いので、メンテナンスしながら使えばずっと使えるはず。実は私も学生時代に知り合いに勧められて購入したSCARPAの革靴(調べてみたところ”ガルミッシュ”という名前らしく全く同じデザインで今も製造されていました)を今も使用していますが、その当時から付き合っていた妻はそんな高いものをと口を尖らせたものでした。けれど、今も履き続けている様子を見るにつけ、最近になってようやく見直した様子。上質な素材を使いきちんとした製法で作られたものは、適度なメンテナンスをしながら使うと本当に長持ちするのです。この革靴を息子が長年使用した際に、モノに対する考え方と共に何か感じてくれたらいいなあと思っています。
飛騨高山の木と革でつくるトレーサビリティ家具
HIDA Leather Furniture ヒダレザーファニチャー
Makino wood works 牧野泰之