普通、樹皮に近い白太と呼ばれる部分は使わないのだが。
自宅のボード(Board)
材料はウォールナットですが、扉にはあえて白太をデザインに活かして制作したものです。展示をしたこともあるのですが、この色の違う部分は着色だと思われることが多くなかなか理解されませんでした。人は一度どこかで見たものは受け入れることができますが、見たことないものを理解するのは難しいもの。流行り、トラディショナル、過去の名作を踏襲しているのは楽ですが、やはりそこに自分らしさを表現する何かを少しずつ加えてゆかなければいけないと感じます。