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風に吹かれ 宙を舞う

打ち合わせのため週末を豊橋で過ごし、飛騨に戻りました。霜が降りた今朝は、寒さが堪えました。既に何度か霜が降りていますが、例年よりも少し遅いようです。というのも、ナラの木がまだ葉を残しています。この季節、霜にあてられ一気に落葉が進むからです。木々を眺めると、はらはらと舞い落ちる様子が目に入ります。誘われるように森の中へ。落葉が進み下草も枯れた森の中は意外に明るい。虫もいないので、散策にはいい季節です。折れてカラカラに乾いた枝を拾いながら戻ります。拾った枝は、そっと薪ストーブの中へ。雪が降るまでは、山の中を歩き回っての「柴刈り」が可能です。昔話に出てくるおじいさんの仕事です。大変かと思いきや、折れた枝や枯れた木々というのは結構あるのです。少しの時間で、かなりの量を確保できます。スギやヒノキのような針葉樹と違い、ナラやブナなどの広葉樹は切り倒しても切り株から芽を出す強い生命力を持っています。まさに、再生可能なエネルギー。薪ストーブの良さはそんなエネルギーを使えるところ。山とともに生活して、そんな良さを初めて実感できます。炎を見つめられることは、楽しみの一つにしか過ぎないことに気づくのです。

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