納品から、ほぼ一ヶ月。タイトなスケジュールの中、家の道具として使われ始めた家具を撮影しに、クライアント宅を再び訪ねた。

 

 

IMG_1893

制作中はとても大きく感じた家具だったが、納まるべきところに納まると、それほど大きさを感じない。でも、写真に撮るのは大変だったので、やはり6メートルの家具は大きいのだ。納品時、何も入っていない引き出しは軽すぎて逆に違和感を感じたが、今はたくさんのカトラリーが収納され本来のソフトクローズらしい静かな動きになっていた。使われることで生きてくる美しさは確かに存在するのだ。なかなか形状を決定できずに短納期で制作してもらった真鍮つまみもやはり正解だった。家具は「家の道具」であることを、強く感じる仕事。

works updated

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください