各所で通行止め、停電が発生した。ようやく収束が見えてきたが、未だに停電しているところもある。何が原因だったのか。

 

慣れているはずの雪に、ここまで翻弄されるとは思わなかった。全ての元凶は大雪の前に降ったみぞれ混じりの雨。雨で濡れた針葉樹(杉、檜、松など)の葉に、次から次へと雪がくっ付いた。重みに耐えられない木々が次から次へと倒れたのだ。道路際の木々は電線を引きちぎりながら道路を遮断。それに加えて、12月には異例の降雪量であったため、各所で大型トラックがスタック!交通も大混乱を起こした(国道41号が何回も通行止めになった)。この週末を目処に全力で復旧することを高山市が宣言する事態となった。

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この経験でライフラインの一つである電気のありがたみを改めて知った。そして僕の生活に何が足りないかを知る、貴重な体験となった。これからは少しずつ、この足りない部分を補ってゆこうと思っている。この状態の中、薪ストーブの力が偉大であったことをつけ加えておきたい。暖をとりながら調理もでき、そのうえ炎が明かりの代わりになる。電気のこない家・工房が全くの暗闇にならなかったのは本当にありがたかった。面倒だと不満を言うこともあった妻も、今回ばかりは薪ストーブを賞賛していたのだから。

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それにしても、停電の原因になったのも木、暖をとるために利用したのも木。この地で木を使い家具を作って生活している僕は、木とは切っても切れない関係であることがよくわかった。それでも、やはり木が好きだ。

最後に、近隣から応援に駆けつけてくれている電気工事関係者の皆さん、地元業者の皆さん、復旧作業本当にありがとうございます。引き続き、よろしくお願いいたします。

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