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カメムシでお困りの方へ(虫の嫌いな方はここまで)

カメムシは身の危険を感じると、強烈な匂いを発します。自身も仲間の匂いで失神してしまうぐらいです。厄介なのはこの時期、冬を越すために少しでも暖かい場所や隙間に入り込もうとすること。家の中にも侵入してきますし、外に干した洗濯物に紛れ込みます。つぶしてしまっても強烈な匂いがでるので、細心の注意が必要なのです。今年はここ数年に比べると少ないように感じていましたが、岐阜南部ではかなり発生しているようです(木々の多い山間部)。皆さん思い思いに工夫して捕獲・退治しているようですが、参考までに私の方法を紹介しておきます。

ペットボトルを利用した捕獲用の道具です。二つに切り分けたペットボトルを逆さまにして固定してあります。ちょうど漏斗状になり一度入るとなかなか抜け出せないような構造になっています。そして、ここがポイントなのですが、その中に灯油を入れておきます。灯油に落ちたカメムシは比重の関係で沈み、静かにお亡くなりになります。匂いは発しません。いくらか溜まってくると見た目に気分のいいものではないので、外側をガムテープなどで目隠ししておくことをお薦めします。最後はそのまま焼却炉で燃やしています。1匹2匹ぐらいならガムテープではり付け密封しゴミに出す方法でいいのですが、多い場合には断然便利です。

あと、捕獲時のコツですが、壁や天井にいるものは身の軽い虫のようにそのまま飛び立つことができませんので、一度壁面から手足を離して落下しその勢いを利用して飛び始めます。この習性をうまく利用してやると上手に捕獲できます。カメムシの下に道具を構えそのまま道具を近づけるか、上方より何かを近づけると逃げようとして見事にキャッチできます。お困りの方、ぜひお試しを。

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飛騨高山の木と革でつくるトレーサビリティ家具

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