今年捕獲して、巣枠式巣箱で飼育しているニホンミツバチ。そのうち、2群が強群で、順調に蜜を貯めていることがわかりました。そこで、この夏時期に一度採蜜することに。まだ花はたくさんありますので、この時期に採蜜するのがミツバチたちにとっても負担が少ないのです。ただ、こんなタイミングで採蜜できるのは、やはり巣枠式だから。家畜の飼育についてもアニマルウェルフェアが叫ばれる昨今、やはりミツバチにも負担の少ない方法で飼育できるのは非常に安心です。

今回は自宅の庭で飼育している群から巣枠4枚分を頂戴しました。ちなみに、巣枠式巣箱は1段に17枠入っており、それを3段重ねて使用しています。ただし、巣枠をセットしているのは上の2段のみ。一番下は、何もない空間になっています。

事前の内見で、一番上の段ではすでに子育てをしておらず、貯蜜だけが行われるエリアになっていましたので、安心して採蜜することができました。蜜蓋を取り去り、金ザルで1回目の漉しをします。その後はプロが使用する道具と同じものを使用して、結局5回に渡って目を細かくして不純物を取り除きます。そして煮沸消毒した瓶に詰めて完成です。4枠で900ml×3 +190ml=2890ml 。およそ、3リットル弱の蜂蜜が取れました。もう一群いますし、この分だと秋にももう一度採れるのではないかと予想しています。採蜜に関しては問題なし、あとはきちんと越冬させることができ、来春の人口分蜂を成功させることができるかどうか。これをクリアできれば、群を安定して管理できるようになり、養蜂家に一歩近づくことができるのです。

 

 

 

 

 

 

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