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読書週間に読んでいる本

世の中、読書週間です。皆さん、本を読んでいますでしょうか。書店などで読書週間という文字を見かけ「ああ、今なんだ」というのが常ですが、正式には文化の日(11/3 ああ、これさえも忘れている・・)をはさんだ2週間だそうです。ということで、もう終盤。そんな今、私が読んでいる本がこれです。宮部みゆき 著「泣き童子 三島屋変調百物語 参之続」。「おそろし」「あんじゅう」に続く、第三弾。宮部作品の中では、このシリーズが大好きです。舞台は江戸市中、変わった話を聞き集める娘の話。江戸の人々の生活や心の機微の表現が実に巧みで、読み始めると毎回いいなあと感じています。タイムトラベルできるなら、ぜひこの時代に行ってみたいと思うくらい。数学の読み物「塵劫記」がベストセラーとなり、皆がクイズを楽しむように和算を楽しんでいた時代。娯楽も少なく不便なことも多いと思うけど、なんだか性に合っていそうです。どこまでが作り物かわかりませんが、この人の描き出す江戸時代は大好きです。ただ、例によって図書館の本なので返却のため急いで読まないといけない。それがつらく感じる本なんです。

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