IMG_0924

初めて落札したナラ材(高山市荘川産)

初市ということで、前回見られなかった巨木(ナラの直径90センチ上など 富山県産)も出品されていましたね。今回は製材をしてくれる方と一緒に丸太を見ることができました。どこを見るのか教えてもらいながら、入札する丸太を決めていざ本番。相場は前回と過去数年分の平均金額を頭に入れてきたので、あとは場の空気を読みながら金額を決定します。用紙に金額と名前を書いて入札する一発勝負。2つたて続けに僅差で落札できませんでしたが、その後はたて続けに落札。高ければ当然落札できますが、やはり相場は崩したくない。初めてにしては、2勝2敗は上出来かな。地元のナラと隣の郡上市のクリです。これから、製材・天然乾燥・人工乾燥を経て、使えるのは来年の春以降。
IMG_0923
料理人が食材にこだわるのと一緒で、木材にもこだわりを持ちたい。ようやく納得できるスタイルがスタートです。それにしても、地元の原木が少ない。たくさんあるのに、伐り出されていないのがよくわかります。ただ、私が使う量などしれている。いつか、こんな流れがこだわりをもった工房のスタンダードになればもっと需要は増えるだろうと思います。そうしたときに、飛騨の広葉樹 Hida hard wood が一つのブランドになっているといいなあ。ちなみに多くは、海外で製材乾燥されたものが商社、材料屋をとおして流通しており(ナラと言われていても中国やロシアのもの)、これを利用して家具づくりが行われています。どこでどのように伐り出されたものか知る術もない状態。違法伐採されたものかも厳密には判断できない状況です。
IMG_0925
こちらは落札したクリ材。
出品されていた木材のうち、広葉樹は全体の2割弱 ほとんどは針葉樹(スギ、ヒノキ、アカマツ、ヒメコ)。
広葉樹もいっぱい生えているんだけど出てこないなあ。
IMG_0926

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください