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別の楽しみ

今回は、前回の初市を上回る種類と量。クリ、ナラ、ほう、けやき、まくるみ、いちい、さくら、はん、かんば、うだい、いたぎ。「いたぎ」は「イタヤカエデ」のことだったりして、知っているものもあるけど、一部はよくわからないものも。しかも、多くの産地が高山市のものでした。聞けば「うだい」は森林限界ギリギリに育つ木らしく(白樺よりも上)、神聖視されるようなこともあるようです。こんな風にたくさんの種類の木材を見ると、やはりこの地のポテンシャルの高さを痛感します。見ていると皆欲しくなってしまいますが、ぐっとこらえてナラ、クリに専念しました。しかし、これで市に参加するのは3回目ですけど、かなり値付けのコツが掴めてきました。参加している人がほぼ決まっているため、非常にわかりやすい。入札しないときも頭の中で、このぐらいの値段であの人がと予想しながら練習を重ねる。すると、だんだん読めるようになってきました。そのため今回は、5入札のうち4落札の好成績。唯一逃したのは、隣にいた仲間が入札し落札したものでした。これが予想外の入札金額だったため外してしまった(笑)。こんな例外があるので面白い。なんだか違った意味で、次回が楽しみになってきました。おそらく次回が、今期最後の市になります。というのも、これから木材は春に向けて徐々に水分を多く吸い上げるようになり、これから伐り出される木材は乾燥が難しくなるためです(伐り出される量も減ります)。次回は新しい仲間も参加予定。どんな市になるかな。

(写真は落札した 高山市荘川町産 ナラ材 直径38センチ)

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