二年前に丸太で購入していたナラ材。乾燥工程が終わり、工房に納品されました。

 

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私が使用するナラは、今ではほぼ100%高山市産材となりました。ナラとして出回っている外材ホワイトオーク(もしくはロシア・中国材)を使用していた頃は、為替による価格の変動や色合いが揃わなかったり、乾燥が甘かったりと苦い思い出が多いです。今は製材・乾燥も信頼の置ける方にお願いしているので、安心して使うことができます。ただ、製材してみたら節が多かったなんていうのは良くあることです。これは、私の原木に対する目利きの問題。もっと経験を積み、見る目を養いたいと思います。しかし節や癖のある材料を上手に使うと、綺麗な木目の突き板合板には出せない味のある表情を作ることができます。あえて、そんな材料を活かしてゆくべきだとも感じています。

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