同業の人ならこれが何かわかるが、一般の人には全く縁のないもの。刃物を研磨するための道具だ。

 

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切れ味は大切。料理に使う包丁でも一緒なので、切れ味に関しては女性の方がよく知っているかもしれない。木工につきものの鑿(のみ)や鉋(かんな)は研ぐ人はいるけれど、機械につけて使う刃物は研磨屋さんに頼んでいる人がほとんどだ。でもやってみるとわかるんだけど、コツさえ掴めば誰でも可能なのが研磨だ。穴をあけるドリルが研磨できるようになって、2段ギリを自作したりちょっとした(0.1mm単位)径の大きさを変更する技術も(小さくも大きくも 毛引きしだい)できるようになった。以前から超硬と呼ばれる刃物だけは、自分で何とかしたいと思っていたが、今回ダイヤモンドカップホイールを購入したことで可能になった。早速、何本も試しに研磨している。刃物の形状・大きさはいろいろなので、とにかくたくさん研磨してコツを掴むしかない。とはいえ師匠のところにはあったので、研磨は初めてではないのだ。だが、ホイールの形状や大きさが違うので、慣れるには少し時間が必要。一般の人には理解できない文章だと思うけど、要は常に最高の切れ味で加工ができる環境になったということ。

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