なかなか言葉では説明できないので、動画を撮影してみました。

スズメバチは他の虫を捕獲して肉団子を作り、自分たちの妹である幼虫に与えています(働き蜂も女王蜂から生まれたメスたちです オスは子孫を残す時期にならないと生まれてきません)。この時期になるとたくさんいた虫たちが減ってくるため、集団で生活しているミツバチを襲うことがあります。ミツバチも羽を震わせたりして、ささやかな威嚇をしますが、スズメバチにはあまり効果がなさそうです。(動画の最初にミツバチが羽をウェーブさせ威嚇しているシーンが少しだけ写っています) ということで、気温の高くなる昼間、制作の手を休め2つの巣箱を見回ります。片手にはハエたたきを握りしめ巣箱周辺を観察。ミツバチが集団で外に出てきている時は要注意です。少し離れた位置で観察していると、必ずスズメバチを見つけることができます。何匹いるのかしばし観察。こちらがスズメバチに襲われないように注意しながら、そっと近づきスズメバチを退治しています。スズメバチもかわいそうですが、ミツバチを守るため仕方ありません。というのも、スズメバチの視点から書かれた 百田 尚樹著「風の中のマリア」を読むと、スズメバチの生態がよくわかります。この本の中では、スズメバチのマリアたちがミツバチを全滅させるシーンが描かれています。そんな恐ろしいことにならないように、見回りは欠かせないのです。
風の中のマリア

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