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周りから読む必要ないでしょと言われますが・・。

家では逆に少しぐらい我慢したら、とも言われてしまいます。普段からあまり我慢をしない質なので、こういう性格はどんなものかと少し気になってこの本を手にした訳です。ただ題名からも、我慢しないことを肯定してくれる内容だと一目でわかりますから、気楽に読めました。著者の鎌田氏は、長野県を長寿日本一の県にした功労者でもあります。我慢せずに頑張らないわけではありません。頑張りすぎないことを、医療従事者の立場から述べています。セロトニンとオキシトシン。体にいいとされるこれらの物質がどのように分泌されるのか、具体的な例(人)を挙げて説明してあるのが面白いです。少し前に話題になった南雲氏による健康法は、食事制限(一日一食)など我慢をしなくてはいけないもの。サーチュイン遺伝子に働きかけ長生きできる・20歳若返ると聞いても、おいしい食事を我慢するなんてとてもできない。その点、鎌田氏は減塩に気をつけ食べ過ぎず、少しぐらい小太りの方が病気になりにくいと述べています(小太りの僕は、内心ほくそ笑む)。結局、万人のための健康法なんて存在せず、度を超すようなことをしないで自分らしく生きる、コレにつきるような気がします。

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