Quality Slow Living 少なくても良質なもので 丁寧に暮らす
 
時の経過に耐えうるもの  
 
多くの粗悪なものよりも、少なくても自分らしい良質なものに囲まれて暮らしたい。良質なものとは概して時の経過に耐えうるものであり、無垢材もそんな良質なものの一つ。私の家具づくりのベースにはこの考えが根底にあり、長く使うと劣化するものは極力排除しています。
 
飛騨のナラ
 
飛騨のナラ材・飛騨牛の革 素材をコントロールする
 
物流が発達し世界中どこでも同じようなものが入手できる時代になっていますが、その地域でしか入手できないものが存在しています。海外の入手しやすい材料の陰で、自然豊かなこの地で育まれてきた素晴らしい素材が眠っているのです。
 
この素材を活かすべく、 飛騨高山産のナラ原木を自ら木材市で買い付けています。原木は丁寧に製材をし一年以上は天然乾燥、使用時期が明確になった時点で人工乾燥を行なっています。
 
飛騨のナラ材は家具用材として使用できるまでに100年は必要です。その間、飛騨の厳しい自然に耐えてきたため力強い木目をしています。
  
さらに2017年、 飛騨牛の皮を使用した家具用革 HIDA Leather の開発を致しました(開発の様子はコチラを参照ください)。鞣しは昔ながらの植物タンニン鞣し、仕上げは染料による染めのみ。飛騨牛の生き皺や傷など生きた証をそのまま残し、原皮に近い表情を持つ家具用革となっています。
 
植物の成分であるタンニンによる鞣しのおかげで、飛騨のナラ材と同じような経年変化をし、使い込めば色艶が良くなる経年美化する家具用革となっております。
 
HIDA Leather
 
これら素性のはっきりした地元の材料を完全にコントロールし、クライアントにとって唯一無二のオーダー家具を製作しています。
 
アームチェア
 
使う人・空間を意識してつくる
 
ラインで作られるメーカーの商品が悪いわけではありません。ただ、使う人と空間を意識して制作した場合とそうでない場合には、明らかな違いが生まれます。何も知らずに制作していた下請け時代の経験から、使う人と空間を意識した家具づくりを強くしたいと感じ、設計から制作まで可能な限り一人で行う今のスタイルに落ち着きました。そのため、使う人や空間が見えない小売店などへの卸しはしていません。
 
制作できる量も限られますが、必ずお会いしてから制作するOne to Oneのオーダーメイドスタイルにこだわっています。自ら厳選した素材をコントロールし、使う人にとって最高の生活空間になるよう、家具づくりを通してお手伝いできれば幸いです。
 
(株)kotori
 

なお、複数の家具を依頼され制作期間が長期となる場合には、 半金を上限に事前にお支払いいただいております。予めご了承ください。
 

 
家具職人
インテリアコーディネーター
 
牧野 泰之 
1969年 愛知県豊橋市生まれ
 
名古屋大学を卒業し(株)INAXに入社。SEとして6年勤め、岐阜高山の木工訓練校に入学。川上博一氏に師事し、その後独立。
 
2001年 マキノ ウッド ワークスを設立
2006年 デザイナー カルバン・クラインCalvin Klein 自邸(NY)の家具を製作 納品のため渡米(建築・家具設計:ジョン・ポーソンJohn Pawson)
 
Yoshiyuki Makino
Born in 1969 Toyohashi Aichi pref.Japan
established Makino wood works in 2001